グランドディンクの部屋
どうも、グランドディンクのオーナ、城 としあき、です。

台湾製のスクーター、グランディンクです。
GrandDink 250X type K

2004年3月より、乗り出しています。

東大阪市のバイク屋、オートルースさんで、買いました。

でも、シートは、2004年型のtype K のモノとは、違う、旧型のモノがついてます。
納車時に、新型のシートが間に合わなかったみたいで、こうなったみたいです。

でも、新型シートもつけてもらえていたので、以下の文中で比較してます。
文章は、時を追って、下へ、下へと書き足していっています。

ゆっくり読んで、みて下さい。



あんまり、いい顔してないけど、いい仕事するやつ。


停めてると、おじさんが近寄って、見ていってくれます。
あと、ティーンズの人も、よく近寄ってきます。
なんてっても、安いバイクなので、気になっているんでしょう、ね。

個人的には、いいバイクだと、感想を持ってます。

一番のお気に入りポイントは、足が組めるほど、がらんとしたステップのところ。
ここに、大きなフレームがあるのが、250のスクーターの普通の姿だけど、
なくても、車体に柔らかさなんて、感じません。
こういう、便利で合理的な設計は、バブルの前なら、日本のバイクの独壇場なのに、
もう、すっかり、メイドインジャパンが最良、って時代じゃない、感じです。

ガソリンは、ハイオクを入れています。
レギュラーで十分に走りますけど、後ろに人を乗せたり、坂道の発進などでは、ストールを起こすので、ハイオクでないと、だめみたいです。

エンジンは静かに回ります。
ヤマハのグランドマジェスティや、新型フォルツァには負けるけど、マジェスティと同じくらいには、静かな排気音です。
パワー出すときは、ダダダ、って、急に音量上がるけど、それも、痛快で悪くはない。
エンジンの、比較は、他車で走り込んだことがないので、これ以上は書けないです。

メカノイズは、少ないです。
アイドリングの時、シールドがかすかに、びりびり揺れるけど、
クルージングの時は、振動もなくて、単気筒エンジンとは思えないくらいに、なめらかに回り続けます。
CVTの変速フィーリングも、絶妙で、
市街地での、加速では、物足りなさは感じません。
高速域では、だいたい110キロの巡航が、一番ストレスなくできるように、なってるんじゃないだろうか。
最高速は、140キロ近くまで出ました。
大阪と和歌山を結ぶ、阪和道のまっすぐなとこで。
12インチタイヤでは、かなり怖くて、もうしません。

でもまあ、少なくとも、
どんな走りをしても、ミッション付き250の単気筒バイクよりは、上質なエンジンフィールかなと、思います。
ミッション付きのエンジンには、かなり多種類に乗ってきたので、
比較して、いいエンジンだと、言えます。
とにかく、静かなのが一番。
落ち着けます。

不満なのは、
ハンドル周りに、物を置ける場所がないこと。
ミラーが、車のみたいなかたちなので。
脱いだヘルメットを、ちょっとの間、置いとく場所に困ること。
まあ、足下の平たいとこに、置けばすむんですけど。



このあと、グランディンクで、行ったとこです。

大阪から、日帰りコース。
散歩気分で、行って帰ってきました。
体に疲れは、全くなし。
ずっと、座っているだけの、数時間で、
結局、、家で漫画の仕事しているのと、肉体については、やってること、同じです。
このあと、運動不足の心配しないと。

2004年、春まだ早い頃に行った、
伊勢参り。
天気のいい日で、まぶしい日。
伊勢神宮は大好きな場所。
この日は、人が多かった。





この写真のあとに、
バイク屋さんで、オイル交換したら、シートを最新型に交換してもらえて、以後の写真では、シートのかたちが違います。
足つきが良くなって、座ったまま、地面を蹴って、グランディングを移動させられるようになった。
でも、走ってると、三角座り的な感じになるので、どうーかなー、ってかんじ。

そのあと、バイク屋さんで、ハンドルにがたがあると指摘してもらって、
調べてもらったら、なんと、取り付けのねじが、ねじ込みすぎで、ねじ山、馬鹿になってた。
おかげで、ハンドルが左右に数ミリ、がたがたと動く。
これは、怖い。
たしかに、この前まで、コーナリングで不用意に切れ込むなー、って思っていたんですけど、
この、不具合は、うっかりすると、事故の原因になってたぞ。
製品検査しっかりしろ、キムコ。



新緑まぶしい頃に出かけた、
高野龍神スカイラインです。
無料化されて、バイクが走り回っている。
スクーターの周りは、カワサキのビッグバイクごっそり。
最新リッターレプリカ、どっさり。
写真の反対側の駐車場には、ひとがいっぱいいるけど、この写真は、無人の時をねらった一枚。
護摩壇山も、にぎやかになったなあ。
家から2時間ちょっとで、たどり着けるので、この先も、何度か行くことになりそう。
龍神温泉に入りたかったけど、この日は、少し肌寒い感じで、あきらめた。
今度行くときは、きっと入ろう。
エンジンは、フッ素樹脂系とモリブデン系のオイル添加剤を入れて、振動は減少。
いい感じ。






熊野古道も走る
山道も元気いっぱいなエンジンで、何事もなく、急坂を登る。
しかも、排気音が静かなので、こういうしっとりとした場所では、ほかの散策中の人に迷惑かけないで済む。
ほとんどノンストップで走れたけど、燃費はリッターあたり25キロぐらい。
単気筒エンジンとしては、可もなく不可もなく。
っかんじだな。
ホンダの、ミッション付きのエンジンなら、30キロは当然なので、ちょっと、がっかり。
高速も使ったことがあるけど、あの時は、30キロまでのびた。
グランドディングのエンジンは、どうやら、高速向けのようです。




熊野本宮大社に、参り。
帰りに、雨が降ってきて、かなり本降りって感じになったけど、
走ってる限りは、肩しか濡れなかった。
靴には、一滴も水かからない。
手元のあたりは、始めカタログを見ていたとき、ミラーに風防効果はなさそうなので、雨の時は濡れるの覚悟かと思っていたら、ミラーの付け根に、空気の排気口があって、
走れば、そこからエアカーテンみたいに、空気の壁ができて、手元にかかる雨粒を防いでくれた。
うーん、やるねえ。
お土産も、濡れなかったので、トランクの防水性もいいね。
まあ、頻繁に台風の通る、台湾製だから、当然と言えば、当然か。





再びの、高野龍神。
この前行ったときより、何かが違う。
シートが、
これを買ったバイク屋の、オートルースさんにわがまま言って、旧型のモノに、交換してもらいました。
この前の写真と見比べてもらえれば、一目瞭然。

肉厚。
こっちの方が、座り心地、はるかにいいです。
低い位置に座る、新型のシートは、日本仕様みたいで、
日本では、かなり重要視される、シート高のカタログデーターの数字を、操作したかったのでしょうが、
低いシート高のほうで走ると、
設計時のバイクの重心位置から、明らかにライダーが、ずれてしまっている、のを感じられます。

日本仕様のシートは、安易な、あんこ抜きシート,ではないかと、感想を抱きました。

2004年以降のディンクに乗っている人で、今のシートは「お尻が痛い」と、思われるようなら、旧型のシートに交換してみるのも、いいかもしれません。

こういう、シートの出来の差。
気づかずに乗っていて、グランドディンクはシート良くないな、って感想抱いて、ネットでオーナーの感想、検索している人、いるかもしれない、ので。
決して、バイク雑誌には載らない、細かな比較ですが、
参考までに。




2004年 秋





もう6か月、グランドディンクには乗ってきたけど、
最近になって、サスペンションが、妙にばたばたと、し始めました。
首も一緒に、ガクガクして、半日も走ったら、あとの半日、頭が痛くなるほど。
やっぱり、台湾製は限界があるのかと、思っていたんです、
が、

ふと思い立って、サスに油を注しました。
油といっても、ホームセンターで普通に売ってる、シリコンオイルのスプレーを、
インナーの筒の表面に吹き付けるだけ。
前後です。
前のサスは、ゴムの蛇腹のカバーをはずして、プシュっと。
後ろのサスは、メインスタンドをかけると、サスが伸びきって、ダンパーの鉄のカバーのとこに、ほんのすこし、隙間ができます。
その中に、サスの支柱があるはずなので、そこにめがけて、細いノズルで、プシュっと。
余分の油は、ふき取ります。
これで、サスは、激変しました。
ふわふわの、びよんびよんです。

ああ、
台湾製のバイクは、乗り手の、ある程度の、ケアは、必要だったのか。
日本製とは、違うんだと、痛感しました。

ついでに、自分の、気に入りの、タイヤの空気圧を、書きます。
一人乗りで、街乗りと、ツーリングが半々で、高速は滅多に使用しない、使用状況では、
前輪 1.50
後輪 1.75
かな。
数字の単位は、なんだったけ。

これは、サービスマニュアルに指定されてある数字、で、
始め見たとき、低すぎやしないかと、思ったんですけど、
2.00も入れると、タイヤが堅くなって、乗り心地が悪くなります。
攻める道具ではないので、乗り心地優先で、やってます。

ただ、これぐらい低い空気圧だと、こまめに、空気圧チェックしておかないと、1か月ほどで、タイヤが平たくつぶれるほどに、空気圧が落ちてしまいます。
自分は、
ダイヤル式の空気圧計と、手押しのポンプを、ツーリングの時は、必ずトランクに積んでいます。



また、サスペンションのことなんですけど、
乗って、半年で、リアのサスが、少しへたったみたい。
大きな、ギャップを越えると、底突きする事が、増えました。
始め、一番弱い段にしていた、イニシャル調整のところを、5段階の半分のところに上げています。
とにかく、リアのサスについては、走りながら、いろいろ、うーん、どうかなー、と考えてしまう、挙動が目立ちます。
グランドディンクは、高速では、いい乗り心地なのですが、市街地や、山道走りでは、ダンパーが堅すぎる、のかな。
社外部品のサスは、125ccはあるみたいですけど、250はまだ、ないみたいなので、この先、発売があれば、是非とも試してみたいところです。


チタンが成分に入っている、オイル添加剤をバイク屋さんで入れてもらいました。
結果は、いい感じかな。
始動時に、スイッチのちょい押しで、エンジンがかかるようになりました。
それまでは、しばらく乗らないでいると、一回目に5秒スターターしてもだめで、二回目に始動できるって時もあったので、
明らかに、駆動抵抗の減少が確認できました。




青山高原を走る。
トランクの中は、防寒用のオーバーパンツと、アウターの予備が入ってます。
それと、グローブも冬用と、普通の、が入ってます。
この上、お土産積んで、するっと帰りました。
冬の気配がする、山でも、寒さに負けないスクーターツーリング。
こんなに、快適だったとは。
もっと早いうちに、気がついてれば、よかった。




この時点で、2004年3月の購入から、一年乗ってきたので、



自分のバイクについて、
はっきりとした、いい点、悪い点が、感じ取れたので、
ここに、まとめたいと思います。
以下、ディンクと、書きます。
キムコ車には、ディンクという車種もあるので、一応断っておきます。



  良い点 


 「荷物の積み運びのしやすさ」
これは、真っ平らな、足下のスペースに、
コンビにフックにかけて、吊り下げるだけの、気軽さです。
大きな、箱のようなモノをおくのは、ステップの平たい部分が狭いので、むりですけど、
スーパーのレジ袋なら、両手に持ちきれないほど、買い物しても、コンビニフックにかけるだけ。
ステップのところから、はみ出そうなレジ袋を、足で挟んでおけば、何の支障もなく、走ることができます。
まあ、ステップのところに荷物を置くのは、法律的には良くないんでしょうけど、あくまでも、たまの非常時に、大荷物を積むときなんかは、しかたないでしょ。



 「サイズの小ささ」
とにかく、いろいろな場所で、停めやすいです。
自宅は共同住宅で、駐輪場スペースが狭いので、実は、ディンク以上に大きなバイクは、停めづらいのです。
国産の250でスクーターでなら、ホンダのフォーサイト、ヤマハのマジェスティのぐらいしか、選択肢しかありません。そういうとこなので、
それらより、まだわずかに小さめのディンク。
停めやすいです。
これは、自分だけの事柄。



 「操作系」
これ、買う前には、期待していなかったので、予想外に、いいです。
ブレーキを握ったちょっと固めの感じ、スイッチ類のクリック感、複雑な操作ができるキーホールの操作感、ガソリンを入れるとこのカッチリとした開閉感、あと、トランクが開くときのゆったりした動き、サイドスタンドががっちり固定されているので、跳ね上げたとき、40万円のバイクよりもすこし、高いバイクに乗った感じがします。



 「ヘルメットホルダー」
 「コンビニフック」
自分が、国産の人気車種のスクーターを選ばなかった、一番の理由は、正直この点でした。
この2つが、一緒についている車種は、国産の250ccスクーターには、いまないので、外国車に乗ることになったのです。
ヘルメットホルダーがあると、トランクに荷物満タンでも、気軽にヘルメットかけられて、便利です。



 「電動バックミラー」
すり抜けで、走ってるとき、狭いところでは、電動で、バックミラーを畳めます。
カタログで見たとき、子供だましのギミックかとおもいましたが、実用的なものでした。
市街地を走るときは、ウインカースイッチ並に、かちかち押してます。
たまに、接触不良で、うごかない時があるけど、あれは、自分のだけかな。



 「バックレストとグリップ」
位置といい、形といい、ベストです。
これがあるから、ディンクが他車と差別化されてます。
デザインではなく、実用優先の形になっているのが、いい。



 「エンジン」
素朴なやつですが、回り方は爽快です。
80年代の日本のバイク乗り継いできたので、
懐かしい心地のエンジンです。
音も。



 「全体のデザイン」
奇抜で、奇怪な顔。
足下のとこの、がらんどうな感じ。
リアのけったいに跳ね上がった感じ。
とってつけたリアキャリア。
どこをとっても、他車と似ている部分がない。
そういうバイクが欲しかった。




  悪い点


 「サスペンション」
堅い乗り心地で、感心できません。
高速道路で、100キロ前後で巡航していると、いい乗り心地なのですが、
市街地や、山道などにはいると、
だめになります。

細かい段差で、車体が、がたがた、します。
国産のスクーターと、夜、併走すると、差は歴然。
ディンクだけ、ライトの光軸が上下に揺れるのです。



 「マフラーや排気管に、高熱のボルトが飛び出している」
これは、危険すぎます。

排気管のところから、高温になるボルトが、1センチほど横に飛び出ていて、
なぜこうなっているのか、疑問に思う、
雑な、マフラーカバーの処理になっています。
新しいエキサイティング250が排気管のカバーを大きなモノにしているけど、
危険性を分かっているなら、ディンクのを、改善してほしいなあ。

私は、自分のポリエステルのズボンが焦げて、大きな穴が開いて、マフラーの危険に気づきました。



 「ハンドル周りの小物入れが、ゼロ」
全くないのは、さすがに困る。



 「トランクの中の携帯電話ホルダー」
いらない。



 「リアタイア、空気入れにくい」
苦労します。
13インチホイール履いて下さい。
同じエンジン供給している、デイリム、履いてるのに。



 「狭い足のとこ」
もう5センチ伸びないかな。



 「デジタルメーター」
これは、2005年モデルで、アナログメーターになるみたい。
アナログの方が、いい。
ツーリング走ってると、ガソリンのとこと、時計しか見てなかったりする。




2004年の、まとめ

今はまだ1年乗っただけ。
もう1年は、乗ってみようと思いますが、
堅い乗り心地の問題は、気にいってないのですが、
デザインは、かなり気に入っているので、
手放したくも、ないような・・
点数にすれば、70点くらいのバイクかな。
次は、無難に、キムコの師匠筋の、ホンダのスクーターも、乗ってみたい気がするけど、
デザインでは、
どうしても、国産車を次の購入候補には考えたくないほど、
海外メーカーのモノは惹かれますので。
ベスパが今、200ccのGTが250なるのかな、って楽しみですし、
SYMも250ccを出すみたいだし。
アプリリアや、マラグティの250ccは、イタリアンカラー、出てこないかな、って
いろいろほかの海外メーカーも、欲しいのが出てきたら、乗り移るかもしれませんが、
とにかく、
もう1年。







この以降、2年目の感想になります。



2005年の感想。


現在、サスは、いい感じになってきました。
当初の、堅さが嘘のようです。
前後に吹き付けていた、シリコンオイルは、しばらく走り続けると、潤滑の効果がなくなるようで、
今は、違うオイルを塗ってます。
そのオイルは、エンジンオイル添加剤の、モーターアップです。
スプレー式のオイルではないので、ほんとに、ぺたぺたと塗ってます。
リアのサスペンションには、かなり塗りにくくて、細いストローを、使って塗ってます。
これが、いい効果をもたらして、
いまは、かなり満足のできる、サスペンションになりました。
と、言うか、
「普通」のサスペンションになった、感じです。

長い間、サスのユニットの不具合は、連続走行を続けると、より堅さが増すような気がしていたので、ダストシールと、インナーの筒との接触面での、摩擦抵抗が、かなり原因になっていると、感じていたのです。
それで、とにかくなんでもいいので、滑ればいいかと、エンジンオイル添加剤を塗布してみました。
結果は、大満足です。

サスのインナーへ、こんなオイル塗っていいのが、悪いのか。
思いつきで、やってしまったのですが、

でも、ほんと、今の前後サスペンションは、ふわふわで、
やってよかったと思えるほど、劇的な効果あります。


現在、リヤサスのイニシャルは、
左が最弱から2段目、
右は最弱、
にしています。
標準は、両側3段目、みたいですけど、
左右で、イニシャルを変えると、小さなギャップでは柔らかくなって、奥ではコシのあるサスになるかんじです。
もちろん、走行性能や、サスユニットに、いいことでないのは、知ってますが、
最近は、山道の荒れた路面を、ぼんやりと走ることが多いので、小さな突き上げを、減らしたくて、
試行錯誤の末、こうしてます。
いろいろやって、これがベストです。


エンジンオイルの添加剤として、
モーターアップと言う製品を入れてます。
ホームセンターで安かったので。
で、これも、かなりいい感じで、今まで入れた添加剤の中では、ベストです。
ハイオクガソリンと、今のエンジンオイルで、アイドリング中に、シールドが揺れなくなりました。
驚くほどに、粛々と、アイドリングします。
夏場に、ファンが回ることも少なくなったし。
あまりの、フィッティングの良さにびっくりです。
燃費も上がったように思います。


リヤのブレーキのパッドが、7000キロぐらいで、なくなりました。
実はそのあと1000キロくらい、8000キロまで走ってしまって、地の出たパッドで、リヤディスクに傷を付けてしまったんですけど、
その時点で、前のブレーキバッドは、半分くらいの減りで、
前が大丈夫だから、リヤは平気だろうと、
ちょっと金属音が出てたのを、無視して、走り続けてしまいました。
これは、点検をさぼった自分のミスですけど、
でも、リヤのパッドの減りの速さには、びっくりです。
走り方の問題か、な。


それと、冷却液も、目盛り以下にまで減ってしまって、うろたえたことがあります。
メンテを怠たってはならない、スクーターのようです。





フロントウインカーの透明のカバーが、走行中に吹っ飛びました。

上の写真で、前のウインカーのところに、あるはずのカバーがないことが、かろうじて写ってます。
自動車専用道路を走行中に、落ちたので、拾うこともできないで、今はないままです。
でも、
この透明のカバーについては、取り付けのねじ山のある台座が、根元から折れていたので、
自分でぶつけたとかではなく、
フロントカウルと透明カバーとの、樹脂部品の合わさる部分のひずみが、ねじ山の台座に、疲労割れを起こさせたみたいです。

エアークリーナーへ、クランク室からの、ブローバイガスを、導くパイプがはずれました。
上の写真でも、エアークリーナーの後部に、細い黒い物がちょっとでているのが見えます。
合成ゴムのパイプを差し込むだけの作りで、ゴムの劣化で、ひび割れを起こして、
もう、差し込めなくなりました。
雨の日走れば、水が入るかも、と思って、ビニールテープ巻いてます。

タイヤ替えるべきかどうか、悩んでます。
替えて、すぐ移り気で、ディンクを手放すことになったら、もったいないし。
もう少し、コンパウンドの柔らかいタイヤ、履いてみたい気もするし。
でも、台湾製のタイヤは、硬くて長持ち、するのは、
いいです。



2006年5月

買ってから、2年と2ヶ月、
走行距離で、11400キロ。

それで、はじめて、タイヤ交換しました。
ブリヂストンのHOOP BO2です。

乗り心地は、一気によくなりました。
いろいろな、ディンクの評価で、
「タイヤは早いうちから交換しておいたほうがいい」
というのを、見ていて、
つくづく、
それは本当だと、実感しました。

台湾製のタイヤは、長持ちして経済的ですが、
乗り心地は、硬すぎました。

新しいブリヂストンのタイヤでは、
細かな段差の吸収がよくなった気がするので、
リアサスのイニシャルは左右とも、最弱に設定しなおしています。

そして、空気圧は前後とも、 240kPa

入れています。


同じHOOP BO2を履く、ホンダのフォルツァは
前輪175kPa、後輪200kPa、
の指定なのに比べて、
この数値は、かなり高めだと思います。

でも走り比べて見て、自分のディンクに履かせたHOOPでは、
これがベストだと、思いました。
ディンクのサスは、硬いタイヤに合わせた、設定になっているのか?
と思ったりもしています。

とにかく、HOOPのおかげで、
以前よりは、格段に柔らかい足になってます。

以前のノーマルタイヤは、上のほうにも書いてありますが
前輪で150kPa
後輪で175kPa、
というマニュアルに指定されていた数値がベストで、
かなり低すぎるほどの空気圧なのに、
それ以上の空気圧を入れたら、内臓がゆすられるような乗り心地で、
とにかく、めちゃ硬いノーマルタイヤだった、です。

でも、買ったのは2004年ですし、
いまは、少しは、ノーマルタイヤはよくなっているのだろうか?
これは、あくまでも、2004年型のディンクのノーマルタイヤについての、感想です。


あ、あと、

前後サスのインナーへのオイル塗りは、4000キロ走ったぐらいで効果が薄れるた感じなので、塗りなおししてます。
やっぱり、モーターアップを薄く塗って、
やっぱり、ふわふわの乗り心地になります。

モーターアップは、ほかにも使うようになっていて、
サイドスタンドの根元のところが渋く動くようになってきたので、ちょっとネジの所にたらすと、サイドスタンドは、すごい勢いで跳ね上がってくるようになるし、
メインスタンドも、同じように、きっちり上まで跳ね上がらなかったのが、甲高い音を立てて、跳ね上がるようになりました。
なんか、エンジンオイル添加剤なのに、むちゃくちゃな使い方してると思いますが、
CRC556,よりは、効果が持続するような印象で、
ついやっちゃいます。

ZOILにグリーススプレーあるみたいだし、
今度それ買ってみたいなと思ってます。

エンジンオイル添加剤の、ヌルヌル効果は馬鹿に出来ないなと、思ったりもしています。
でも、
国産スクーター買っていれば、こういうケアへの心労は、少しはすくなかったのかも。



2006年12月

どなたかのサイトで、
ユニットスイングの取り付けの、ボルトの、締め付けトルクを、緩めたら、
乗り心地がよくなると、読んだので、
2006年の10月ごろ、やってみました。

買って初めて、トランクをはずしました。
シートと、トランクが、一塊で外れるんで、その大きさに、びっくり。
はずして、見て、
シートって、こんなに、でかかったのか、改めて、感心する有様。

あまり、メンテに興味はないので、
とにかく、苦戦しながら、プラスチックの部品を、割らないように、
そろそろ、作業して、15分ほどで、ユニットスイングの、取り付けボルトまでたどり着きました。

とにかく、試行錯誤して、緩めてみました。

で、
やっぱり、リヤの乗り心地が、激変しました。
すばらしい。
革靴から、エアマックスに履き替えた感じ。

でも、
自己責任で、やっておりますので、
こんなことやっていいのか、悪いのか、
相変わらす、素人仕事です。


でもでも、
最近、サスペンションのこと、何も、
まったく、気にならなくなりました。

インナーの表面に、オイルを塗っていたのも、もうやめています。


ただ、たまに、ゆるめた、ボルトの、緩みすぎがないかは、気にかけています。

ほんと、あんな、ボルト、緩めていいのかな。
メカに詳しくないので、いまでも、心の中では、
少し不安はあるので。


あの・・私のこの文章は、
安いバイクを、安く乗るだけの、スクーターライフです、ので。

読まれてくださった方、
こういう素人丸出しのメンテは、メカだめ野郎のメンテ、と参考までに、です。

トラブルが出たら、すぐ書きますので。
この下のほうに。



2007年4月現在の感想。


今、点数をつけると、93点くらい。

長く走ると、足をぐーんと伸ばしたくなるけど、できないのが、マイナス5ポイント。
あと、やっぱり、ハンドル周りに、小物入れ、ほしい。
それで、マイナス2ポイント。


サスペンションの、具合がよくなってきて、
タイヤも交換して、
乗り心地もよく、
走るのが、楽しくて、愛着も増してきています。

今は、サスペンションのイニシャルは、両方最弱。
シリコンオイルは、また最近、吹き付けてます。
やっぱり、目いっぱいのフワフワ、にしたいんで。

でも、素人の、でたらめなメンテで、
まったく、メカトラブルもなく、
エンジンは、ますます、良く回るようになってるし、
トラブルなしの、3年、経過して、
台湾スクーターの実力に、感心です。


2007年3月で、
乗り出して、3年を経過したことになるのですが、
4年目も、ずっと、乗ってしまうでしょう。








上の写真から、あっという間に一年。
2008年4月

もう、5年目突入。




オイル交換も、自分で2回して、
もう、
使いつぶす気で、乗っています。
マシンの性能が、どうのこうのとか、考えなくなってきた。

もう、日常の中に溶け込んだ、道具。

グランドディンクの、フラットフロアの、使い勝手のよさは、
今の暮らしに、ベストなんで、
買い換える気には、いまのとこ、ならない。

これであと、高速走れる、
オフロードのバイクがあれば、自分の、二輪車生活は、100パーセント、満足。





2009年12月、手放しました。
初めは、堅物だったけど、どんどん柔らかくなって、
最後は、いい足だったよ、ありがとう。



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